• ホーム
  • 子供はインフルエンザ脳症になりやすい?

子供はインフルエンザ脳症になりやすい?

マスクをかける女性

インフルエンザはおおよその場合何もしなくとも4日ほど安静にしていれば治る病気なのですが、だからと言って甘く見て良い訳ではありません。
インフルエンザにはいくつかの合併症があり、中でも特にリスクが高い合併症となるのがインフルエンザ脳症と呼ばれる病気です。
よく子供がインフルエンザになってしまったときには常に様子を見なくてはならないと言われるのですが、その最大の理由がこれです。
年間当たりにして100~200人ほどと全体からみればかなり珍しいケースではあるのですが一度発症すると2割の子供が命を落とし、約半数の子供には脳機能の障害が残る非常に恐ろしい病気です。
これはインフルエンザウイルスに感染したことをきっかけに白血球が活発に動きはじめてサイトカインと呼ばれる物質が放出され、そのサイトカインによってアレルギーのような反応が起きることで発症する脳の病気であり、報告事例をみると子供ほどこの脳症を発症しやすいと言う傾向があります。
年齢としては1~5歳に集中して発症する傾向があるため、もしこうした年齢の子供がインフルエンザを発症したのであれば絶対にその兆候を見落としてはいけません。
兆候としては意識の混濁や異常行動といったものが多く、話しかけても本来のような反応を示さない、目がうつろになっているといった状況であれば即座に病院に連絡して対応してもらうことが必要です。
また子供がインフルエンザにかかった時に熱を冷ますために過去に処方された解熱剤を飲ませるなどのことをしてしまう親は多いのですが、これは絶対にしてはいけません。
特にアスピリンを幼児が服用してしまった場合にはインフルエンザ脳症を引き起こすリスクが明らかに高くなると判明していますから、くれぐれもそうしたことはしないようにしてください。

アーカイブ
サイト内検索